関節痛にはいくつかの原因がありますが、最大の原因といわれるのが変形性関節症。痛みが発生する原因、予防のポイントなどについて紹介します。

変形性関節症ってどんなもの?

変形性関節症ってなに?

関節痛の原因として最も多いといわれるのが変形性関節症。これは関節の老化にともなって発生するもので、関節を滑らかに動かす軟骨が擦り減って炎症を起こすもの。加齢とともに関節の軟骨が擦り減ることによって骨やその周辺が炎症を起こし、痛みが発生してしまうのです。

変形性関節症の痛みは、初期には湿布薬などを貼ることによって抑えることができます。ところが症状は少しずつ悪化していき、やがて立ったり座ったりといった動作がしにくくなってしまいます。少し歩くだけでも痛むような状態になるとだんだん歩かなくなるため筋肉がさらに衰え、症状も進むという悪循環におちいりやすいのです。

変形性関節症の予防のポイント

関節などはどうしても年齢や過度な運動によって損なわれていきます。そんな関節の機能をなるべく長く活かすためには、普段の生活のなかでなるべく負担を抑えるように心がけることが大切。同時に、適度な運動で関節をやわらかくし、筋肉を鍛えるようにしましょう。

体や関節を曲げたり伸ばしたりするストレッチ運動は変形性関節症予防として効果的。浅い屈伸運動など、なるべく負担を抑えつつ筋力アップにつながるような運動で関節の機能を維持し、高めるように心がけましょう。