サプリメントは素材と品質、配合量などが重要
関節痛に効く成分・素材を見極める
テレビのコマーシャルやWebの広告などでも目にする機会が多く、中高年の間で注目度・人気ともに高まる関節痛サプリメント。そんな関節痛サプリメントは、主にコラーゲン、グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸など、軟骨成分を主成分としています。
とはいえ、全てが同じというわけではなく、素材や加工法、品質、配合量、そして価格などさまざまな違いがあります。なかでも重要なのは、本当に関節痛を和らげるにつながる成分がきちんと含まれているかどうかということ。たとえば、軟骨に多く含まれるコラーゲンはⅠ型ではなくⅡ型であるとか、加熱によって変性したコラーゲンは吸収されにくい、など成分や素材の違いをきちんと理解したうえで選ぶことが大切なのです。
サプリメントとの相性やサプリメント以外の選択肢も
膝や腰、肘など関節の痛みに悩んでいる人にとって、手軽に摂れるサプリメントは心強いアイテムのひとつ。とはいえ、サプリメントはあくまでも食品です。相性などもあるので、誰にでも同じように変化が感じられるものではないかもしれないということは理解しておきましょう。
関節の痛みを和らげる方法として、医療的な治療法もあります。治療によって病気の進行を遅らせたり、痛みなどの症状を軽減したりすることが期待できます。関節の痛みを和らげるためのアプローチはひとつではないので、さまざまな方法があることを理解したうえで、自分に最も合った方法を選ぶようにしましょう。